【“NEXT メッシ”】数々のビッグクラブからオファーを受け、16歳の若さでレアル・マドリードに加入し、世界中がマルティン・ウーデゴールの才能に注目していた。しかし、レアル・マドリードではなかなか結果が出せず、期限付き移籍を繰り返し、現在アーセナルに完全移籍している。
W杯の中断期間が明けて、初めての試合アーセナルはウェストハムと対戦した。アーセナルはW杯のメンバーに選出されていた7名の選手がスタメン入り。ブカヨ・サカ、グラニト・ジャカ、ウィリアン・サリバらが先発に名を連ねた。冨安健洋はコンディションの問題もあってメンバー外に。ガブリエウ・ジェズスを負傷で欠く最前線にはエディ・エンケティアが起用された。一方、ウェストハムはW杯でも活躍していたデクラン・ライス、ルーカス・パケタらが先発入りしている。
試合は序盤から、アーセナルのペースであった、ウーデゴールの多彩なパスでリズムを作り、エンケティアからサカで先制点かと思われたがオフサイドの判定に。24分、サリバのファールにより、PKで1点ビハインドで前半を終える。
後半に入ると、アーセナルがギアを上げる。”主将”ウーデゴールのグラウンダーのボールは走っていたサカのもとへ、落ち着いて流し込み同点に。勢いを完全に取り戻し、ガブリエウ・マルティネッリの縦突破からゴールで逆転。主導権を握ったアーセナルはウーデゴールの判断の良いダイレクトパスから、受けたエンケティアは巧みなターンで前を向き、右足でゴールネットを揺らした。
エンケティアはプレミアリーグ初ゴールを奪い、良い形で後半戦のスタートをきった。MVPに選ばれたのは、2アシストのウーデゴールだった。試合を通して、ボールにかかわり続け試合をコントロールしていたのが印象的だった。左利きの選手特有のボールの持ち方、リズムがとても効いていた。また、シュートもうまいので、寄せないと打たれる、寄せるといなされるという敵にとっては厄介な選手である。
ウーデゴール「スーパープレー集」
いろいろな人のお手本になるプレーが多く、身体能力任せのプレーではないのでマネしやすいだろう。相手の逆を突くのがとてもうまい。タッチの細かさがあり、大胆な選択ができるので読みにくいプレーが多いのだ。ルックアップした状態でのプレーが多いので、周りの動きでパスのタイミングを合わせられるため、アシストでの貢献度も高くなるわけである。是非チェックして欲しい選手だ!
生年月日 : | 1998年12月17日 |
---|---|
出身国 : | ノルウェー |
チーム : | |
ポジション : | MF |
背番号 : | 8 |
身長 : | 178cm |
体重 : | 68kg |