【久保建英、得意の左足で豪快なボレーを叩き込みソシエダ勝利に貢献】
2022-23シーズン・ラリーガ21節、エスパニョール対ソシエダ、降格圏ギリギリを行き来するエスパニョールと今シーズン好調3位を走るソシエダの両チーム勝利の欲しい1戦となった。序盤から攻撃のリズムを掴んでいたのは、アウェイのソシエダ、10番オヤルサバルを中心にゲームを組み立てる。
均衡が破れたのは、前半23分右サイドからのサイドチェンジが左サイドのオヤルサバルに渡り、エスパニョール右サイドを縦パスでえぐる、ソシエダ長身FW19番アレクサンダー・セルロートに合わせたクロスだったが、シュートまでは行けず、クリア、こぼれ球に反応したのは14番久保建英。コンパクトな膝のふりから繰り出された抑えの効いた豪快なボレーシュートがキーパーの手を吹き飛ばしネットに突き刺さった。
昨今、久保建英と言って話題となっていたのは、ゴールパフォーマンス。17節ビルバオ戦でゴラッソ後に脱いでしまい警告をもらってしまうなど、物議を醸していた。
本田圭佑氏はTwitterで「サッカー。ゴール後に服を脱いだらイエローカードやけど全部にイエロー出すのはおかしい。政治系やメッセージが強いやつだけイエローあり。嬉しさ爆発系はイエローなし。脱がなければいいだけのことって言う人がでてきそうやけど、1ゴールに人生かけてるんや。服くらい自由に脱がしたってくれ」とツイートしていたことが話題となった。
注目のゴールパフォーマンスは、”膝滑り”。
ハイライトのコメント欄では
「膝滑り上手くなって、成長を感じられる。」
「ゴールパフォーマンスの精度上がってて感動」
と、プレーだけでなく、パフォーマンスでも高い評価を得た。
90分を通して感じられたのは、”チームからの久保への信頼”だ。その信頼が高まるがあるから、いいパスが久保に出てくる。ビジャレアルやヘタフェではなかなか見られなかったプレーを今季は沢山表現できているという印象だ。
試合は、後半2-2の打ち合いとなったが、ソシエダが難なく逃げ切り、勝ち点3を獲得した。
1点目の豪快ボレー弾と3点目のOGも誘発した久保は、今試合MVPに輝いた。次戦も主役を飾ってもらいたい。
生年月日 : | 2001年6月4日 |
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出身国 : | 日本 |
出身地 : | 神奈川県 |
チーム : | |
高校|U-18 : | |
中学校|U-15 : | |
小学校|U-12 : | |
ポジション : | MF |
背番号 : | 14 |
代表背番号 : | 11 |
身長 : | 173cm |
体重 : | 67kg |
利き足 : | 左 |