【岡山学芸館 全国制覇】
第101回全国高校サッカー選手権大会決勝に勝ち進んだのは、岡山県代表の岡山学芸館と、京都府代表の東山の2校で、いずれも勝てば、初優勝同士の戦いとなった。
試合は、岡山学芸館7番MF木村匡の2ゴールの活躍もあり、3-1で岡山学芸館が県勢として初優勝を飾った。
両チーム、個の質が高い選手が揃っており、場面場面でハイレベルな戦いを繰り広げていた。応援席含め、一丸となって熱く戦う、高校サッカーらしい戦いぶりに心打たれた。
☝決勝ダイジェストはこちらのリンクから。
準決勝を、PK戦で突破してきた両チーム、GKの質が高く、特に岡山学芸館GK平塚仁選手の前線へのフィードは一試合通して効果的なものであった。惜しくも負けてしまった、東山高校だったが、キャプテンでCB守備の中心として活躍した新谷陸斗選手、守備の強度と統率力は群を抜いていた。新谷選手は、選手宣誓も務めあげ、東山福重良一監督は「新谷で始めり新谷で終わる大会に」と話していたが、惜しくも叶わず、福重良一監督の「選手権優勝・教え子のW杯出場」の2つの夢達成には一歩及ばなかった。
~東山高校OB鎌田大地選手~
東山高校出身のプロ選手と言えばこの選手ではないだろうか。2022カタールW杯で日の丸を背負って戦った鎌田選手だ。決勝戦中継中には、「鎌田選手に憧れて、、」という解説も目立った。特に、同点ゴールを決めた、東山7番真田蓮司選手・10番阪田澪哉選手は、鎌田選手を彷彿させるような落ち着きとボールコントロールであった。阪田選手は、セレッソ大阪に内定しており、今後の活躍が特に楽しみな選手だ。
☝東山高校時代の鎌田選手のプレー
鎌田選手を鍛え上げた福田監督はこのような発言をしている。
「サッカーで人間性なんて、という人もいるかもしれない。でも、僕自身はこだわりを持って指導している。そこの軸はぶれずにやっていきたい」(引用元:日刊スポーツ)
”人間教育”というところにこだわりぬいた指導者、大舞台でも力を発揮し続けた東山イレブンの根底には監督の指導があったのではないかと考える。”平常心”を掲げ、戦い抜いた選手たちは素晴らしかった。来年も楽しみだ。
生年月日 : | 1996年8月5日 |
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出身国 : | 日本 |
出身地 : | 愛媛県 |
チーム : | |
ポジション : | MF |
背番号 : | 15 |
代表背番号 : | 15 |
身長 : | 180cm |
体重 : | 72kg |