谷口選手は熊本県出身で、大津高校から筑波大学へと進学。特別指定選手期間を経て、川崎フロンターレに入団した。

チームの主軸としてプレーを続け、在籍9シーズンで全てリーグ戦30試合以上に出場した。キャプテンにも就任。J1連覇を果たすなど、合計4度のリーグ優勝を経験。YBCルヴァンカップ・天皇杯と国内の主要タイトルは全て獲得した。

日本代表として森保一監督の下で招集を受け続け、2022W杯グループステージ最終節のスペイン代表戦で初先発するなど2試合を戦った。

初の海外移籍を目指す谷口はクラブを通じて

「残りの自分のサッカー人生の中で、チャレンジをしなかったことの後悔はしたくないと考えました」

と海外挑戦に向けて、意気込んだ。W杯のパフォーマンスを見ても、川崎仕込のビルドアップでの貢献、守備面での安定感を武器に、海外リーグでの活躍を期待したい。